MNSP と NMSP どちらが正しい?

MNSP と NMSP どちらが正しいのでしょうか?

 

たまに、聞かれることがあります。

 

Notes Migrator for SharePoint (NMSP) は Migrator for Notes to SharePoint (MNSP) の旧称です。

バージョン 6.4 から製品がリブランディングされ、NMSP の名称が MNSP に変更されました。

 

したがって、正式な名称は MNSP です。

 

しかし…、最新バージョン 6.9 でも一部のモジュールなどが NMSP だったりします。

 

そのため、『 MNSP と NMSP どちらが正しい?』の疑問が発生するようです。

 

f:id:platformmanagement:20170606213928p:plain

 

MNSP の主な特長

Migrator for Notes to SharePoint (MNSP) の主な特長をご紹介します。

 

主な特長

 

1. 迅速かつ容易なデータ移行

MNSPは Notes/Domino データベースを SharePoint リストやPDF/Word/HTML などのファイルへ迅速かつ容易に移行できます。データ移行処理は以下の 3 つの方法で行えます。

(1) MNSP Designer で 1 つの移行ジョブを実行

(2) MNSP Console で複数の移行ジョブを実行

(3) バッチ (NMSPCMD.exe) で移行ジョブを実行

f:id:platformmanagement:20170606193542p:plain

2. 文書リンクを確実に維持

Notes の文書リンク (ホットスポット リンクなど) を SharePoint リストやファイルで確実に再現できます。文書リンクを維持できるため、Notes 文書の移行順番などを考慮する必要がありません。

f:id:platformmanagement:20170606193629p:plain

3. アセスメントに役立つ情報収集

Notes データベースの情報収集や分析ができます。以下のカテゴリで情報を確認できます。

カテゴリ

項目

全般情報

  • タイトル
  • サーバー名
  • ファイルパス
  • カテゴリ
  • レプリカ ID
  • その他レプリカ情報
  • デザインテンプレート

アクセス権情報

  • ユーザー毎のアクセス権限
  • ユーザー毎の作成権限の有無
  • ユーザー毎の削除権限の有無
  • ユーザー毎のロール権限

 

利用状況分析

 

  • 作成日
  • 最終変更日
  • 設計変更日
  • データベース内の文書の最終利用日
  • 1日、1 週間、1 か月、3 か月のデータベースの読み込み数
  • 1日、1 週間、1 か月、3 か月のデータベースの書き込み数
  • 1日、1 週間、1 か月、3 か月のデータベースの利用者数

 

データベース分析

 

  • データベースのサイズ
  • ドキュメントのサイズ
  • ドキュメントの数
  • 添付ファイルを持つドキュメントの数
  • OLE オブジェクトを持つドキュメントの数
  • 返答文書を持つドキュメントの数
  • リッチテキストを持つドキュメントの数
  • MIME/HTML を持つドキュメントの数
  • イメージを持つドキュメントの数
  • 文書リンクを持つドキュメントの数
  • 埋め込みフォームを持つドキュメントの数
  • 読者のアクセス権を持つドキュメントの数
  • 作成者のアクセス権を持つドキュメントの数
  • デジタル署名を持つドキュメントの数
  • 暗号化を持つドキュメントの数

デザイン分析

  • フォーム数
  • ビューとフォルダ数
  • エージェント数

f:id:platformmanagement:20170606193709p:plain

MNSP の通信経路

オンプレミスの SharePoint を利用している場合の通信経路

Domino サーバー上の Notes データベースを SharePoint ライブラリ・リストへ移行する場合、データ取り出しは移行クライアントと Domino サーバー間、データ書き込みは移行クライアントと SharePoint サーバー間で行われます。

移行クライアントと SharePoint サーバーの通信は、移行クライアントで設定した接続形態に依存します。接続形態で SharePoint servers using Quest Import Service を選択している場合、8888 番ポートで通信、SharePoint web services (Classic Mode Authentication)、もしくはSharePoint web services (Forms-Based Authentication) を選択している場合、80番ポート (HTTP 接続) / 443 番ポート (SSL 接続) で通信します。

また、移行クライアント側で Link Tracking 機能の設定を行った場合、Link Tracking データベースのデータ更新のため、移行クライアントとデータベース サーバー間で通信が発生します。

f:id:platformmanagement:20170522205634p:plain

※ 移行クライアント側で Link Tracking 設定を行った場合に限り、データベース サーバーとの通信が発生

 

クラウドSharePoint を利用している場合の通信経路

Domino サーバー上の Notes データベースを SharePoint ライブラリ・リストへ移行する場合、データ取り出しは移行クライアントと Domino サーバー間、データ書き込みは移行クライアントと SharePoint サーバー間で行われます。

移行クライアントと SharePoint Online は、443 番ポート (SSL 接続) で通信します。移行クライアントで設定する接続形態は SharePoint web services (Office 365 Authentication) を選択します。

また、移行クライアント側で Link Tracking 機能の設定を行った場合、Link Tracking データベースのデータ更新のため、移行クライアントとデータベース サーバー間で通信が発生します。

f:id:platformmanagement:20170522205706p:plain

※ 移行クライアント側で Link Tracking 設定を行った場合に限り、データベース サーバーとの通信が発生

MNSP クライアントモジュールのシステム要件

MNSP 移行クライアントのハードウェア要件

 

RAM

プロセッサ

ディスク空き容量

備考

1 GB

1 GHz 以上の CPU

20 GB 以上

最小構成

4 GB 以上

2 GHz 以上の CPU

40 GB 以上

推奨構成

 

 

MNSP 移行クライアントのソフトウェア要件

 

サポートされるオペレーティング システム

Windows Vista Service Pack 2

Windows 7 Service Pack 1

Windows 8

Windows Server 2008

Windows Server 2008 R2

Windows Server 2012

Windows Server 2012 R2

.NET Framework 3.5 以降、および .NET Framework 4.0 以降のインストールが必要

 

サポートされる Notes のバージョン

Lotus Notes 8.5.3 以降

※ Notes クライアントはシングルユーザーモードでインストールすることを推奨

 

MNSP 6.9 のシステム要件の詳細

MNSP サーバーモジュールのシステム要件

MNSP Service のソフトウェア要件

 

サポートされる SharePoint Server のバージョン

SharePoint 2016 のハードウェア要件およびソフトウェア要件

SharePoint 2013 のハードウェア要件およびソフトウェア要件

SharePoint 2010 のハードウェア要件およびソフトウェア要件

 

サポートされる SQL Server のバージョン

SQL Server 2014 のハードウェア要件およびソフトウェア要件

SQL Server 2012 のハードウェア要件およびソフトウェア要件

SQL Server 2008 のハードウェア要件およびソフトウェア要件

SQL Server 2005 のハードウェア要件およびソフトウェア要件

 

MNSP 6.9 のシステム要件の詳細

Migrator for Notes to SharePoint の概要

Migrator for Notes to SharePoint (MNSP) を使用すると、シンプルかつ確実に Notes 文書を SharePoint リストやライブラリへ、または Notes 文書を PDF・HTML・Word などのファイルへ移行できます。

f:id:platformmanagement:20170520115659p:plain

MNSP の情報は、以下のサイトをご参照ください。

Migrator for Notes to SharePoint

Migrator for Notes to SharePoint – 技術文書

Migrator for Notes to SharePoint Product Lifecycle Table

このブログについて

このブログでは、主に Microsoft® プラットフォーム (Active Directory®、Exchange®、SharePoint®、Skype for Business®、およびOffice 365™など) の移行と管理に関する情報を発信します。

f:id:platformmanagement:20170519181032p:plain

大きく分けて、以下の3つのソリューションの情報発信を行う予定です。

Notes, AD, Exchange の移行ソリューション

f:id:platformmanagement:20170519181110p:plain

Notes 移行

・Domino/Notes メールを Exchange/Outlook へ移行

・Notes データベースの文書を SharePoint リスト、もしくはファイルへ移行

Active Directory 移行

・複数のドメインを 1つのドメインへ統合および、段階的に移行

Exchange移行

・オンプレミスの Exchange を Exchange オンラインへ段階的に移行

 

AD, File Server, Exchange の監査と保護ソリューション

f:id:platformmanagement:20170519181212p:plain

オブジェクトの監査と保護

・オブジェクトのアクセスや変更をリアルタイムに監視

・オブジェクト単位でアクセスを制限

・オブジェクトの変更を復元

 

AD, Exchange のバックアップ・リストア ソリューション

f:id:platformmanagement:20170519181308p:plain

Active Directory のバックアップとリストア

・オブジェクト単位でのリストア

Exchange のリストア

・メール オブジェクトのリストア